【ビジネス】「年賀状じまい」のマナーとその後の新しい形

年末のご挨拶はがき──企業が信頼をつなぐ「年賀状じまい」のマナーとその後の新しい形
ビジネスの世界でも、最近は「年賀状を控える」企業が増えています。
しかし一方で、「取引先とのご縁を大切にしたい」「感謝だけはきちんと伝えたい」と考える企業も多いのではないでしょうか。
そこで注目されているのが、年内に送る官製はがきによる「年末のご挨拶状」です。
ここでは、企業が失礼なく年賀状じまいを行いながら、信頼関係を保つためのマナーと文面例をご紹介します。
1. なぜ今、企業でも「年賀状じまい」なのか
企業の年賀状離れは、単なる経費削減や業務効率化だけが理由ではありません。
- 郵便配達の遅延や人員不足
- 電子メールやSNSなど新たな連絡手段の普及
- 環境配慮(ペーパーレス)への意識の高まり
こうした背景から、年賀状という形式は控えつつも「感謝のご挨拶」は続ける流れが生まれています。
つまり「やめる」ではなく、「形を変えて続ける」のが新しいマナーです。
2. 年内に送る「ご挨拶はがき」のメリット
信頼を途切れさせない
「本年中のご愛顧へのお礼」を年内に伝えることで、相手に誠実な印象を与えます。
業務の繁忙期を避けられる
12月中旬〜下旬に送ることで、相手が年明けの業務に追われる前にメッセージが届きます。
コンプライアンスにも配慮
公的機関や上場企業では「年賀状自粛」を求める場合もありますが、
“年内のご挨拶”なら問題なく対応できます。
3. 文面マナーと表現のコツ
年末のご挨拶はがきでは、以下のような流れが基本です。
- 一年の感謝を伝える
- 年賀状を控える旨を添える(必要に応じて)
- 相手の健康・繁栄を祈る言葉で締める
例文①:一般企業向け
本年も格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
弊社では近年の情勢を鑑み、年賀状によるご挨拶を控えさせていただくことといたしました。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げますとともに、来年も変わらぬお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。
例文②:取引先・お客様向け
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、年始のご挨拶を本状にて申し上げます。
来年も倍旧のお引き立てを賜りますよう、お願い申し上げます。
4. 用紙とデザインの選び方
- 官製はがき(年賀状ではない無地タイプ)を使用
- 丁寧な印象を受ける楷書でご挨拶を伝えます。
- 印刷面には文面に加え会社名・役職・氏名を明記し、フォーマルな印象を大切にします。
5. 印象を左右するのは「紙と印刷の質」
取引先に送るご挨拶状は、会社の品格そのものです。
印刷専門業者の仕上がりは一目で差が出ます。
特に、目上の取引先や長年のお客様へは、官製はがき印刷のきれいで丁寧な仕上げが信頼を保つカギになります。
6. 挨拶状通販アサヒアートの「企業向け年末挨拶状」サービス
挨拶状通販アサヒアートでは、企業様向けに以下のようなご挨拶はがきをご用意しています。
- 年賀状を控える旨を上品に伝える文例多数
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